カテゴリ
フォロー中のブログ
記事ランキング
ファン
ブログジャンル
その他のジャンル
画像一覧
|
前々からチェックしていた作品です。第一次世界大戦のエースパイロット、マンフレート・リヒトホーフェン(80機撃墜)を描いてます。機体を赤く塗ったことから「レッド・バロン(赤い男爵)」の異名をもち、敵からも尊敬された人物です。 批評によると「複葉機はあんな動きはしない」「ストーリーが中途半端」と芳しくないです。複葉機の動きは見たことがないのでわからないのですが、ストーリーが良くないというのには同意。 冒頭の葬儀のシーンや疾走感と優雅さがある音楽が最高なのですが、後半は反戦メッセージが色濃く出て説教くさくなります。しかし雰囲気はいいです。 まだ敵操縦士の死を「戦死は残念であります」と言うことのできる初期の空の戦いです。 戦闘機の胴体は木製、むき出しのエンジン、通信機もないので指示はハンドサイン。コックピットに据え付けられた機関銃は手動で弾丸を装填する必要があるのですがこの仕草が格好いい。複葉機の魅力にやられてしまいました。 普通に作ればいい作品になったのに、敵味方から尊敬された伝説のエースパイロットに反戦メッセージを託したせいで微妙な作品になってしまいました。 さりげなくナチス・ドイツの幹部となるウーデットが登場してますが、ゲーリングのほうは黒歴史として抹消された模様。
by teodrx
| 2011-12-10 20:19
| 映画・DVD
|
ファン申請 |
||