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本屋で見かけたときは 「外人さんが書いたニンジャ小説ね。ふーん。」とスルーしたのですが、実際調べると、日本人の常識の斜め上をいっていることに大興奮。さっそく購入して読みました。 世界観も、言葉もスゴイ級。この独特の世界観をどうあらわしたらいいのだろうか。例えば、 「ハイクを詠め。カイシャクしてやる。」 という台詞があります。これは「辞世の句でも詠め。止めを刺してやる」というニュアンスであることがなんとなく解る。なんというか間違ってはいないが正しくない。 変にわかってしまうことがスゴイ作品なのです。 同様にクローンヤクザは理解できます。クローンはSF映画でもお馴染みですからね。でも野生化したバイオスモトリは理解の範囲外です。まあ某バイオハザードゲームみたいな間隔でゾンビではなくスモトリが大変なことになったということは想像できます。 普通の日本人なら考えつかないことです。 それでいてストーリーは意外に王道モノだったりするのでなんとなく「子供向けの特撮番組を見たら意外に面白かった」という感想が芽生え、ついには、 そういえばなんだかんだいって忍者漫画もあんまり変わらないな、と思えてしまうのです。 万人にお勧めできる作品ではないのですが、それでもなおこの作品を知ってもらいたいと思わせる作品なのです。
by teodrx
| 2012-10-18 22:05
| 本・漫画
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