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第二次世界大戦、ナチス・ドイツ空軍(ルフトヴァッフェ)の二枚看板、メッサーシュミットBF109とフォッケウルフFW190。 この本は知名度においてはメッサーシュミット社に譲るものの優秀な戦闘機を開発したフォッケウルフ社の物語です。 フォッケウルフ社の生い立ちからフォッケウルフ戦闘機の誕生を経て最強のレシプロ戦闘機Ta152、そして戦後のフォッケウルフ社の解散、クルト・タンク技師の死まで書き綴られています。 ハインリッヒ・フォッケとゲオルグ・ウルフの出会い 二人の名前を合わせたフォッケウルフ社の誕生 FW190戦闘機の開発 といったフォッケウルフ社に関する話ばかりでなく ライバルであった同国のメッサーシュミット、イギリスのスピットファイヤ戦闘機や同時代のエースパイロット、ガーラント、メルダース、マルセイユ、ノヴォトニー、ハルトマンについても書かれているので退屈はしないです。 自分にとって収穫だったのはメルダース大佐、ノボトニー少佐の死について知ることができたことです。 メルダース大佐が同行したヴェンツル大尉に席を譲ったため死亡したこと ノボトニー少佐は前日、少年兵にトラブルの多いジェット戦闘機を乗せようという案に対して否定的な意見を言い、その話の流れから翌日の戦闘に参加することになり戦死したことが書かれていました。 とりあえずドイツ空軍に興味がある人は勝って損はないはずです。
by teodrx
| 2006-04-16 20:57
| 本・漫画
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